◉「令和6年能登半島地震」と「令和6年9月能登半島豪雨」の
復興支援活動についてご報告
今年1月1日に発生した令和6年能登半島地震について、1月初旬よりご協力店舗様およびdecoráteオフィシャルWebショップにてチャリティー企画をスタートし、現在も継続して開催しています。
お預かりした義援金について本日第4回目の振り込みを行い、2024年7月〜12月の義援金額・合計[¥434,851]を日本赤十字社へ寄託いたしました。
全国の皆さまの優しさ、本当にありがとうございます。
【令和6年能登半島地震 復興支援 がんばるぞ! 日本!!】
– decoráte 復興支援プロジェクト –
[第4回目の振込金額] ¥434,851
[振込先]日本赤十字社
[振込日]2024年12月27日
このチャリティー企画と、それ以外にも個人的にお預かりした募金も合わせ、2024年12月27日までに 合計[ ¥2,007,692]の義援金を日本赤十字社へ寄託いたしました。
ご協力いただきました皆さまに、あらためて御礼申し上げます。
【令和6年能登半島地震 復興支援 がんばるぞ! 日本!!】
– decoráte 復興支援プロジェクト –
【2024年1月〜12月の義援金額 ご報告】
[振込金額合計]¥2,007,692
[振込先]日本赤十字社
※日本赤十字社に集められた義援金については、被災地各県が集まって開かれる「義援金配分委員会」での配分決定を経て各県を通じ被災者に届けられることになっています
※decoráteの災害復興活動についてはこちらのリンク先の各記事をご覧ください
◉2024年9月以降の能登半島でのボランティア活動
私(代表取締役・飯田)は、2011年の東日本大震災以降、全国各地での災害ボランティアとして微力ながら継続的に活動しています。
今年1月に発生した「令和6年能登半島地震」については、decoráteブランドとしては先述の通り1月初旬よりチャリティー活動をスタート、私個人としては現地での活動受付が始まった2月初旬からボランティア活動に参加してきました。
能登半島へは今年2月から9月の間に計6回足を運び、珠洲市や輪島市を中心にボランティア活動を行いました。
はじめは道路状況も悪く、町中のあちらこちらに倒壊した建物の瓦礫など多く残る状態でしたが、行政とボランティア双方の活動が継続的に行われていたこともあり、8月上旬に珠洲市を訪れた際には瓦礫の撤去や市内各所の整理も進み、地震の被害もある程度落ち着いてきたように思えていました。
【2024年2月~9月の活動】 | ||
2/3~2/4 | 珠洲市 | 被災家屋家財搬出 など |
2/23~2/25 | 珠洲市 | 被災家屋家財搬出 など |
3/23~3/24 | 輪島市 | 被災家屋瓦撤去 など |
5/4~5/6 | 珠洲市 | 被災家屋ブロック塀撤去 など |
5/25~5/26 | 輪島市 | 被災家屋調査 など |
8/3~8/4 | 珠洲市 | 被災家屋家財搬出 など |
そのような状況の中、2024年9月21日から23日にかけての「令和6年9月能登半島豪雨」で再び能登半島の各所が被災。10月に再び珠洲市を訪れた際に目にしたのは、2011年の東日本大震災の被災地で見た津波被害の跡と同様の景色でした。
町中には水溜りや流されてきた泥の堆積や漂流物が多く残り、また汚れた水が滞留していることから一時的に衛生面での不安も。
1月の地震で倒壊を免れた建物や修復が始まっていた建物も多くが浸水被害を受けている状態で、1月の地震で被災した方々が入居していた仮設住宅のうち、一部のエリアの仮設住宅は床上浸水の被害を受け、居住不可能になってしまっていました。
その後も10月、11月と現地でのボランティア活動に参加しましたが、9月以降のボランティア活動はそれまでの震災被害の“あと片付け的”なものに加え、道路上や側溝、建物内に残る泥や漂流物の撤去、水に浸かったことで水分を含み重くなってしまった家財道具の搬出など、水災被害からの復興に特有のボランティア作業も増えています。
【2024年10月~11月の活動】 | ||
10/13~10/14 | 輪島市 | 泥掻き |
11/23~11/24 | 輪島市 | 泥掻き |
◉私が感じた能登半島の現状と、これからのこと
能登半島では、一年と経たない間に二度の大きな自然災害が発生してしまいました。
特に「令和6年能登半島地震」はお正月ののどかな気分の中に起きてしまった災害だったということもあり、皆さんの記憶に残る災害になったように思いますが、同じ地域で発生した9月の豪雨災害も現地では多くの方々が被災され、地震と並ぶ災害として行政の対応やボランティア活動が必要とされています。
二度の自然災害で被災された方々は、体力的な面はもちろん精神的な面でも疲弊してしまい、それぞれのご事情も重なって慣れ親しんだ土地から離れる判断をされる方が増えていると聞きます。
しかしその一方で、それでも能登半島に残る判断をされる方々も多くいらっしゃいます。
そんな現地の方とボランティア活動中にお話した際、こんな言葉をかけてくださいました。
「あなたたちボランティアの方々が、こんなに頑張ってくれてるんだからね。自分もね。」
「ありがたいことにみんなが助けてくれて。だからやっぱりここに住み続けようと思うよ。」
私は「現地の方々のお役に立ちたい」「掃除でも片付けでも自分にできることなら何でも」という、とてもシンプルな考え・思いでボランティア活動に参加してきましたが、それが被災された方々を間接的にでも勇気付けることに繋がっている。現地の方の言葉が、私にそんなことをあらためて感じさせてくれました。
予想もしていなかった災害に遭ってしまい、自らの力だけではそれまでの生活・日常を立て直せない地域、町、人は、まだまだ多い。そして、いつか自分が同じ状況になる可能性もあります。
そんなときに、些細なことでも目に見えないことでも良いので何かの手助けになること、そしてそれが人を勇気付けたり安心させたりすることに繋がるように。
そんな気持ちを大切にしながら、2025年以降も個人的な復興支援活動やボランティア活動に取り組んでいきます。
最後に… decoráteの今後の復興支援活動について
decoráteでは、令和6年能登半島地震はもちろん、各地の過去の災害からの復興に向けて、そしてこれから起こり得る災害からの復興についても、引き続きブランドを通じて復興支援活動を行っていきます。
また、災害時持ち出しバッグとしても活用できるバッグ類や、屋外でも使えるアウトドア系の雑貨類など、災害時にも役立つ商品の開発も引き続き行っていきます。
当サイトをご覧くださった方々が、decoráteを通じてでも、個人的な活動を通してでも、能登半島をはじめとした各地の災害被災地への継続的な支援を行っていただければ幸いです。
株式会社ナビリティ(decoráte)代表取締役・飯田夏樹
そのほかの震災復興支援の取り組みについてはこちらをご覧ください